エイジングケアとは
2018.09.18

アンチエイジングは内側から!効果的な食べ物や食事方法

私たちの体や肌を作り出すのは毎日の食事から。食べるものを工夫することで、体や肌の老化を防ぐことができます。こちらでは日常生活の中で無理なくとり入れられる、肌によい食品や栄養素をご紹介しましょう。

監修医師

監修 管理栄養士  廣野沙織 先生

あなたの肌、髪、爪はみな食べ物から得られる栄養によって作られています。そのため必要な栄養素が不足してしまうと、肌や髪、爪などの状態に現れてきます。状態にもよりますが、そういった体に表れる変化が老化症状のように見えることもあります。反対に、毎日健康的で肌や体によい食べ物をとることで、老化症状を防ぐサポートはできるのです。

肌によい食べ物とは一体どのようなものでしょうか?毎日の食事を少し変えるだけでとり入れることのできる、肌におすすめの栄養素をご紹介しましょう。

食べ物で内側からアンチエイジング

通常、肌のケアというと化粧水や美容液など、外側からのスキンケアのイメージが強いかもしれません。しかし、「頑張ってスキンケアをしているのに肌の調子がよくならない…」なんてことはありませんか。内側のケアができていない状態で外側だけのケアをしても美しい肌を目指すことはできません。体の内側から肌をケアするインナーケアに目を向けてみましょう。

インナーケアは、睡眠、運動などの生活習慣の見直しが大切ですが、中でも重要なポイントが食事です。お菓子やインスタント食品、加工食品など、どのような成分が含まれているかわからないものばかり食べていては、健康な肌を手に入れるのは難しいでしょう。

反対に体や肌によい栄養素を学び、食べ物を工夫することで、肌の状態を改善したり、老化を防ぐことも期待できるのです。

新鮮な野菜をたっぷりとる

それでは、どのような食べ物を積極的に摂取すればよいのでしょうか。第一に新鮮な野菜をたっぷりとることを意識しましょう。新鮮な野菜には、たくさんの食物繊維が含まれています。食物繊維をとることで、大腸の動きが活発になり、便がほどよい硬さになることで便秘が解消されるといったメリットがあります。便秘は肌トラブルとも密接に関係しているので、肌の調子を整えるうえで重要なポイントになります。

また、野菜には、紫外線やストレスが原因で発生し細胞を傷つける「活性酸素」を除去する「抗酸化作用」を持つ成分が含まれています。活性酸素が増えると肌の細胞はダメージを受けます。するとハリが無くなってシミやシワができやすくなり、老化の症状を招く原因となってしまうのです。

抗酸化作用がある栄養素には、肌を健康に保つ働きを持つビタミンA、メラニンの生成を防ぎ、コラーゲンの合成に必要不可欠なビタミンC、血行促進効果のあるビタミンEなどがあります。また、トマトに多く含まれるリコピンにも、メラニンの生成を防ぎ、活性酸素を除去する効果が期待できます。

このように野菜には他にも多くの栄養素が含まれていますが、それは野菜の種類によってもさまざま。だからこそ、少ない種類の野菜だけをたくさんとるのではなく、できるだけ多くの種類の野菜をまんべんなくとることが理想です。

卵や肉でタンパク質を

人間の体をつくる栄養素と言えば「タンパク質」。ダイエットなどでタンパク質が不足すれば、体はもちろん肌にとっても大打撃です。

筋肉や骨など、体の組織を構成するタンパク質ですが、神経やホルモンを正常に保つ働きもあります。タンパク質が不足しホルモンバランスが崩れると、体は肌よりもまず体の機能を正常に戻すことを優先するので、肌まで栄養が届きにくくなります。さらに、美肌に欠かせないコラーゲンもタンパク質からできています。つまりタンパク質不足は、美しい肌をつくるためのエネルギー不足と言い換えることもできるのです。

乳酸菌でお腹すっきり

乳酸菌もアンチエイジングの観点ではとり入れたいところです。腸によいと言われる乳酸菌ですが、摂取することで腸内の善玉菌が増え、悪玉菌の繁殖を抑えることができます。これにより、腸が活性化され、お腹の調子がよくなります。お腹の調子がよくなることで、新陳代謝もよくなり、肌荒れなど肌トラブルの予防にもつながります。

食事のひと工夫でアンチエイジング

肌やアンチエイジングによいものは積極的に摂取したいところですが、そのためには無理なく毎日続けられることが大切。ひと工夫するだけで気軽にアンチエイジングができる食事方法をご紹介しましょう。

ハーブや香辛料を使う

塩分を中心とした味付けの料理は、ついつい塩分を取りすぎてしまい「むくみ」の原因になってしまいます。そんなときは、天然の「ハーブ」や「香辛料」を加えて、料理に風味付けをしましょう。

中でもスーパーマーケットなどで入手しやすく、手軽にとり入れやすいものと言えば「生姜(ジンジャー)」。体を温め血行を促進してくれる効果があります。他にもコリアンダー、ブラックペッパー、ターメリックなどもとり入れやすく、血行促進効果が期待できます。それらのハーブ、香辛料を活用することで、塩分が少なめでも美味しい食事が楽しめるでしょう。

自作ドレッシングを取り入れる

新鮮な野菜をたっぷり食べるためには、美味しいドレッシングがあると食が進みます。しかし市販のドレッシングには、カロリーや塩分を自分でコントロールできないという欠点があります。そこでおすすめなのが、ドレッシングを自作すること。自分でつくることで、カロリーや塩分のとりすぎを防ぐことができます。

ドレッシングに使われるオイルですが、「カロリーが高い」とあまり良くない印象を持っている方も多いでしょう。しかし脂質を極端に制限したダイエットは、肌がパサパサになり、老化を早める原因にもなってしまいます。そこで、体や肌によいとされる次のようなオイルをドレッシングの材料にとり入れるとよいでしょう。

オリーブオイル
オリーブオイルは料理だけでなくスキンケアなどにも用いられるほど美容に適したオイル。クロロフィルによる美肌効果やオレイン酸によるダイエット効果、さらには抗酸化作用やコレステロール値を低下させる作用、整腸作用も期待できます。
亜麻仁オイル
「亜麻」という植物の種からとれる亜麻仁オイル。オメガ3脂肪酸のひとつ「αリノレン酸」や、食物繊維、ポリフェノール「リグナン」を豊富に含んでいます。血行促進しコレステロール値を下げ、肌荒れやアレルギー症状を緩和してくれる効果が期待できます。
MCTオイル
MCTとは「中鎖脂肪酸」のこと。100%中鎖脂肪酸で作られているMCTオイルは、他の油に比べ消化吸収がよいところが特長です。体内に脂肪が蓄積しにくく、エネルギーとして使われやすいのでダイエットにもよいと言われています。

まとめ

肌の老化を防ぐためには、毎日の食事がとても大切です。新鮮な野菜をたっぷり食べ、タンパク質や乳酸菌を意識してとるなど、体の中からのインナーケアを心がけましょう。肌によい栄養素を意識し、食事にひと工夫すれば肌をいつまでも若々しく保つことにつながるはずです。

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