エイジングケアとは
2018.08.30

肌年齢って戻せるの?若々しい肌を目指すエイジングケア方法

肌の衰えや老化を感じてきたけれど具体的にどうしていいかわからない女性に、肌をよい状態に保つエイジングケア方法をご紹介。スキンケアの改善や肌によい食生活、生活習慣を見直し、肌の老化スピードを緩やかにしましょう。

実年齢よりも下に見られるような若々しさを作りたい!とは、多くの女性が思うところです。年齢を止めたり、巻き戻すことはできませんが、年齢よりも若々しい肌を目指すことはできます。

エイジングケアで大切なのは、「正しいスキンケア」と「乱れた生活習慣の改善」です。紫外線対策や洗顔をおろそかにしがちな人や、睡眠不足や運動不足で生活習慣が乱れている人は、体の内側から肌に負担を与えてしまっていることを理解してください。そこでまずは老化の原因を知り、正しいエイジングケアを学んでいきましょう。

エイジングケアにおいて意識したいポイント

シミやシワ、たるみ、くすみなど肌の老化現象につながる原因には、さまざまな要素が複雑に関係して起こります。そのため、毎日行なうスキンケアで重要なのは、自分の肌に合った化粧品で正しいスキンケアをすることが重要です。しかし、なんとなくケアを続けるよりも、肌の機能などを理解して行なうのとでは、化粧品選びやケア方法に取り組もうとする意識が変わってくるはずです。

そこで、この記事で注目したいのが「ターンオーバー」と「紫外線」です。この2点が、肌の老化症状を引き起こすすべてではありませんが、これらを意識してケアをすることは、若々しい肌を守るために重要なポイントです。

ターンオーバーの乱れ

まず、ターンオーバーについて説明しましょう。肌は周期的に生まれ変わり、古い皮膚は垢(あか)となってはがれ落ち、新しい細胞と入れ替わります。このサイクルのことを「ターンオーバー」と言います。個人差はありますが、この周期は20代で約28日、40代になると約40日で行なわれています。

このターンオーバーのサイクルは、肌の状態や調子によって速くなったり、遅くなったりするのですが、どちらの場合も肌にとっては悪い状態です。ターンオーバーのサイクルが乱れると、肌を乾燥させたり、外部からの刺激を受けやすくなるなど、肌荒れが起こりやすくなります。

紫外線が与える肌への影響

肌の老化トラブルにおいて、非常に大きなダメージを与えるのが「紫外線」です。地上に届く紫外線にはUV-A波とUV-B波という2種類の波長があり、それぞれ肌に与えるダメージも変わります。

紫外線を浴びて肌が赤くさせるのがUV-B波です。UV-B波はエネルギーが強く、過剰に浴びることで肌の表面にやけどのようなダメージを与えます。もう一方、UV-A波は肌の奥まで入りこんで、皮膚の細胞を破壊します。特にすぐに焼けるということではないため安心しがちですが、スキンケアでは対応できない肌のたるみやシワを引き起こす原因になります。

正しいスキンケアでエイジング対策

日々の暮らしに欠かせないスキンケアを正しく行うことで、肌をよりよい状態に保てるため、スキンケアの理解と正しい方法を見ていきましょう。

洗顔

スキンケアの基本でもある「洗顔」。毎日のことなので、おざなりになっている人が多いですが、正しい洗顔は、肌のターンオーバーを守る大切なスキンケアです。間違った洗顔方法を続けると肌は乾燥し、シワやたるみなど老化症状を招きやすい状態になってしまいます。

正しい洗顔方法
汚れや皮脂を落とそうとするあまり、ゴシゴシと手で皮膚をこするように洗っていませんか?どんなにやさしく触れていたとしても、肌をこする行為は肌の負担になります。また、手でこすったり、過剰な洗顔をすることは、肌に必要分の皮脂まで落としてしまうため、肌の乾燥を招きます。

正しい洗顔方法は、できるだけ肌に負担を与えず、洗いすぎないようにすることがポイント。泡立てるタイプは洗顔料をたっぷりと泡立て、泡で肌の表面を撫でるように優しく洗い、ぬるま湯でしっかりすすぎましょう。泡立ての必要のないジェルやホイップ状の洗顔料もおすすめです。商品に合わせて正しく使用しましょう。
 
肌の汚れを落とすことは大切ですが、ぬるま湯で流すだけでも大抵の汚れや皮脂は落ちます。まずは、毎日行う洗顔の見直しをしてみましょう。

保湿

私たちの肌(皮膚)は、外部からの異物や刺激から体を守る「バリア機能」という役割を持っています。このバリア機能を保つことは、肌トラブルを予防するうえで重要なポイントになります。この肌のバリア機能を働かせるのに欠かせないのが肌のうるおいです。

肌が乾燥してしまうとバリア機能が働かず、外部からの刺激を受けやすくなってしまいます。そのため肌の乾燥を防ぐために、水分を与えて維持する保湿ケアは、スキンケアにおける基本であり、非常に重要なケアなのです。

正しい保湿方法
洗顔後はすぐに保湿を行いましょう。洗顔後の肌は水分でうるおっているように見えますが、乾燥しやすい状態です。そのため、洗顔後は化粧水でじっくりと手のひらでハンドプレスしながら優しく肌になじませましょう。
 
化粧水だけで肌が乾燥しない場合は問題ありませんが、それだけでは乾燥してしまう人は、乾燥しやすい部分に乳液やクリームなどの油分を含んだ化粧品でカバーします。

基礎化粧品には、肌に水分を与えるための保湿成分が使われています。その種類はさまざまあり、ほとんどの化粧水や美容液、乳液、クリームなどには保湿成分が配合されています。
 
自分の肌にあった成分を見つけることも重要ですが、化粧品を使ったとき、乾燥しにくいと感じられるものを使うことが重要です。

紫外線対策(UVケア)

冒頭でも説明しましたが、紫外線は、老化症状を進行させる最大要因とも言えるほど肌へのダメージが大きいです。紫外線対策(UVケア)の重要性は、一般的にも広まってきていますが、紫外線によるダメージは若い頃から蓄積されていることが考えられるので、早いうちからはじめることがベスト。また、紫外線量が多い春夏のシーズンだけでなく、1年を通して紫外線対策を意識したいところです。

冬や曇りの日に紫外線対策は必要ない?
夏や晴れた日に降り注ぐイメージの強い紫外線ですが、実は曇りの日も雨の日も、1年中降り注いでいます。晴れの日の紫外線を100とすると、曇りの日でも65、雨の日でも20ほどのバランスで紫外線は降り注いでいます。
 
また、春や夏に比べて紫外線量は下がるものの、秋や冬でも紫外線は降り注いでいます。たとえば、雪が積もった山でスキーをすると肌が焼けることがあるように、雪は紫外線を反射するので浴びる量が増えます。このように、必ずしも気温の高さに比例するわけではなく、シーンによっても左右されるので注意したいところです。
室内でも紫外線対策は必要なの?
紫外線は窓ガラスを透過します。そのため、室内でも自然光の明るさを感じるところでは紫外線が降り注いでいます。屋外での直射日光の紫外線を100とすると、ガラス越しの紫外線は80ほど。室内であっても長袖を着用したり、弱めの日焼け止めを塗る、紫外線防止フィルムを窓ガラスに貼るなどの対策をするのが効果的です。
日焼け止めの効果的な塗り方は?
顔の場合、手のひらに適量をとってから、頬、額、鼻、顎にのせ、顔のすみずみまでなじませます。一度だとムラが出るため、その後に重ね塗りをするとより効果的です。顔だけでなく首になじませることも忘れないでください。体の場合は、直接肌の上に線上にとり、優しく大きな円を描くように塗りましょう。

スキンケアだけではダメ!乱れた生活習慣の改善

肌の老化の進行を抑えるためには、正しいスキンケアが大切なことが分かっていただけたでしょうか。スキンケアで肌の調子を整えることはもちろんですが、若々しい肌は健やかな身体によって育まれます。

そのため、体の内部から老化を防ぐケアを行うことも必要です。睡眠、運動、ストレス対策、食事と生活習慣の改善を行いましょう。そこで、まずは私たちの体のもとになる、食生活から紹介します。

食事で取りたい栄養素

若々しい肌を維持するために、バランスのとれた食事をはじめましょう。肌のために摂取したい栄養素と代表的な食材は以下の通りです。

ビタミンC…レモン・グレープフルーツ、キャベツ、ピーマン・トマトなど
ビタミンCには抗酸化作用があるので、細胞の老化を抑える働きがあります。また体の免疫力を高め、コラーゲンの合成にも活躍します。メラニンの生成も抑えるので美白効果も。美肌に欠かせない栄養素です。
タンパク質…卵・魚・肉・乳製品・大豆製品など
体の筋肉や骨をつくり、すべての土台となるタンパク質。ダイエットやインスタント食品等でタンパク質不足の女性が増えていますが、不足すると肌はもちろん体全体に不調をきたします。余分な脂質や糖質を摂取したくない場合は、卵や赤身の肉、大豆製品などがおすすめです。
ポリフェノール…赤ワイン、ブルーベリー、コーヒー、緑茶、ココアなど
抗酸化物質の代表格であるポリフェノール。ビタミンCと同じく細胞の老化を防ぎ、活性酸素を除去する美肌効果があります。肌だけでなく、動脈硬化などの生活習慣病の予防にも役立つ注目の栄養素です。

良質な睡眠

睡眠不足が続いて肌荒れを起こした…という実感は、多くの女性にあるのではないでしょうか。睡眠と美肌はとても密接に関係しています。私たちの身体は、睡眠中に修復と再生が行なわれます。特に入眠してからの3時間は成長ホルモンの分泌が最も活発になります。

質の高い睡眠をとることは、すこやかな肌を保つのに欠かせない要素です。しっかりと熟睡するためにも、就寝前はリラックスした状態がとれるようにしたいところです。就寝前にスマートフォンやパソコンから発する光を見ることや脳に刺激を与えることは、良質な睡眠の妨げになることがあるので注意しましょう。

適度な運動

忙しい女性に不足しがちな運動。運動不足が続くと、筋力が低下し、さらに代謝まで落ちてしまいます。すると血行も悪くなり、肌に必要な栄養素などが行き渡らない状態へ。肌のターンオーバーが乱れ、肌の衰えにつながってしまいます。

そんな運動不足な女性におすすめの運動が、有酸素運動です。1日20分程度のウォーキングだけでも、血行がよくなり、体や肌の調子にもよい影響が期待できます。運動で大切なのは、無理なく続けること。帰宅時にひと駅分だけ歩くなど、日々の生活に運動をとり入れ、自分ができる範囲の運動を習慣化させましょう。

ストレスをためない

ストレスと肌も密接に関係しています。ストレスをためこむと、血管が収縮し、免疫機能が低下。精神的なストレスはもちろんですが、疲労がたまることもストレスとなります。それらの影響が肌にも現れてしまいます。ストレスや疲労はため込まず、その都度解消することが大切です。

先ほどご紹介した良質な睡眠や適度な運動もストレス解消につながります。他にもゆっくり湯船に浸かって入浴する、アロマをたいてリラックスする、趣味に没頭するなどもよいでしょう。ストレスは気づかないうちにたまっていくので、日々自分の体をいたわってください。

まとめ|正しいスキンケア&生活習慣の改善こそ若々しい肌をつくる

老化のスピードを緩やかにし、肌をよい状態に保つためには、特別なことをする必要はありません。毎日の正しいスキンケアと食生活や生活習慣の改善が、肌にとって大切であることが分かりました。生活習慣を見直し、紫外線対策や肌の保湿など正しいスキンケア方法を身につけ、肌の若返りを目指しましょう。

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